AI引用計測の始め方【初心者向け】
AI引用計測とは、ChatGPTやPerplexityのようなAIに質問を投げて、 自分のサイトが「引用」「言及」「未言及」のどれとして扱われているかを記録することです。 特別なツールを使わなくても、今日から手作業で始められます。
なぜ計測が必要なのか
robots.txtやllms.txt、構造化データを整えても、それだけでは 「実際にAI回答で引用されているかどうか」はわかりません。施策の効果は、 自分で定期的にAIに質問を投げて確認する以外に知る方法がないのが実情です。 これは、通常のSEOにおける検索順位チェックの、AI版だと考えるとイメージしやすいです。
3つのステップ
ステップ1: 想定質問を作る
自分のサイトのテーマに関連しそうな質問を、15〜25個ほど書き出します。 実際にユーザーがAIに聞きそうな、自然な言葉で書くのがポイントです。 例えば本サイトなら「llms.txtとは何ですか?」「AIOとLLMOの違いは?」のような質問です。
ステップ2: 複数のAIに同じ質問を投げる
作った質問を、ChatGPT・Gemini・Perplexity・Claudeなど複数のAIに同じ文面で投げます。 回答の中に、自分のサイトへの言及があるかを確認し、以下の3段階で記録します。
| ステータス | 内容 |
|---|---|
| 引用 | 自分のサイトへのリンク付きで紹介されている |
| 言及 | リンクはないが、サイト名や運営者名が出てくる |
| 未言及 | 回答の中に一切出てこない |
ステップ3: 記録して、週次で繰り返す
結果をスプレッドシートなどに記録し、週1回など決まった頻度で同じ質問を投げ直します。 AIの回答は同じ質問でも毎回変わることがあるため、1回の結果で判断せず、 複数回・継続的に記録して傾向を見ることが重要です。
本サイトで使っているシート
本サイトでは、この計測作業のためのExcelシート(プロンプトライブラリ・計測ログ・ ツール別の自動集計サマリーの3シート構成)を自作して使っています。 施策ログで実際の計測を開始したら、結果もあわせて公開していく予定です。
正直なところ、注意しておきたいこと
この計測方法は、あくまで「定点観測」であり、統計的に厳密な調査ではありません。 AIの回答は質問の言い回しや実行タイミングによって変わることがあり、 1回の結果を過大評価しないよう注意が必要です。継続的に記録し、 傾向として捉える姿勢が大切だと考えています。